2012年6月18日月曜日

野鳥の声に耳を澄ますパル(シベリアンハスキー))

 ここのところ毎朝未明に歌い始めるウグイスの声で目が覚める。
 
 なにしろうちのペンションの庭に住みついているものだから窓のすぐ外で大きな声がするわけだ。
 
 心地よい歌声なのだが、些細なことを言わせてもらえれば、歌が下手なのだ。まあ、起床前のまどろみの中で聴きながらリラックスして気持ちよく起きられることに変わりはないのだけれど。
 
 このウグイス君の歌声は「ホォオオ・オチェチョ」というふうに聞こえる。
 
 普通のウグイスは文字通り「ホォオオオ・ホケキョ」と鳴くのだが、このウグイス君はかたくなにこのフレーズにこだわっているように聞こえる。
 
 プログレッシヴなのかポップなのかパンクなのか知らないけれど、僕の耳には風変わりに聞こえるのだ。始めて耳にするひとにはこの違いはわからない程度かも知れない、たぶん。
 
 僕はジャズ・フリークなのだけれど、音楽に関してはジャンルにこだわらず公正に評価する耳を持っているつもりだ。
 
 でも、このウグイス君はかなり異色の存在だ。ちょっと評価が分かれるところだろう。それにひきかえ今年のホトトギスとアカハラは歌がうまく、しかもなんとも美声だ。
 
 聞きほれてしまう。
 
 
 今日は朝から曇り空で陽射しはない。ついさきほど小雨がぱらついたがいまは再び曇天に戻っている。
 
 午後3時、北八ヶ岳の中腹、標高1700mにあるピラタスの丘は静けさに満ちている。僕はラウンジの吹き抜け部分に座ってぼーっとの景色を眺めている。鳥の声もよく聞こえるし、居ながらにして空まで見える。
 
 これが至福の時なのだ、じつは。
 
 
from 信州蓼科高原ピラタスの丘・標高1700m

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