われわれは見ようと意識しないものは見ない。「見たいもの」しか見えていない、そのほかにいかにたくさんのものがあっても、それを存在しないものとしてしまっている。
無意識は我々の内なる大海である。その海面に波立つものが我々が現実と呼ぶところのものであり、上空からそれを見つめているのが我々が自身の意識として認識するところのものである。
海面下に何が隠され潜んでいるのか、知るすべはない。
まず『人間』があり、そして『意識』があり、しかるのちに『無意識』があるのではない。そうではなくて、まったく反対に、まず『無意識』があり『意識』が生成され『知覚』が成功し『認識』が構成され、そして初めて『人間』が現れるのだ。
以上、深夜のインスピレーションを書き留める。